会計ソフトは、クラウドもパッケージも使いかた次第！記帳業務効率化のポイントは？

● 処理スピードが遅い
　インターネット環境で動くクラウドソフトは、パッケージソフトより「処理スピードが遅い」傾向があります。
　たとえば、★入力後にenterキーを押したとき、★「保存」ボタンをクリックしたときなどに、データが保存された後に画面が再表示されるまでタイムラグが発生します。
　月初など利用する日にちや時間帯で、ネット渋滞のような状況が生じている印象が強く、反応がすごく遅くなる時があります。他にもインターネットの回線状況次第で通信速度が遅くなり、反応の遅さを感じます。当然、こうした時はプロとして「遅すぎる！」印象となるのは仕方のないところでしょうね。

　ちなみに、TOKYO経理サポートでもクラウドソフトを利用しており、その違いはよくわかります。

● 仕訳入力にちょっと不向き
　「enterキー」を押すたびに次画面表示までタイムラグがあり、科目、金額、摘要欄など１項目入力するたびに少し時間がかかるという点で、パッケージソフトに比べ手入力での仕訳処理には向きません。

　部門管理が必要な仕訳や、消費税の処理が複雑で同じ勘定科目でも判断区分して対応しなくてはならないケースでは、処理時間もばかにならず、パッケージソフトに軍配があがります。

● 別システムから仕訳用データを取り込む機能
　クラウドソフトの一番の強みは、販売管理、給与計算、債務管理など別システムと連携できる点。それぞれのシステムから会計ソフトへ仕訳データとして反映できるので、仕訳を起こす必要がなくなります。　
　パッケージソフトでも販売管理から仕訳を取り込む設定ができるものもありますが、クラウドソフトでは同じメーカー同士に限らず、他社のシステムとの親和性が高いのも特徴です。

● データ取り込み機能
　インターネットバンキングやレジデータ、クレジットカードデータなどが簡単に取り込めるのもクラウドソフトの特徴。
　飲食業で複数店舗の毎日のレジデータを取り込んだり、複数の銀行口座のデータを吸い上げるなど、取引明細量が多い場合はデータ連携により業務効率をあげて手入力による金額ミスなどの防止にもつながります。

● 自動仕訳機能
　インターネットバンキングデータの取引明細に”東京電力”と表示されていれば、勘定科目を「”水道光熱費”として自動認識」するなどの機能があります。
　簿記の知識があまりない担当者でも、間違えずに処理できる補助機能といえましょう。

　他にもレシート画像データを取り込んで、日付や金額、支払先などの文字を認識して、仕訳を補助する機能などがあります。

　TOKYO経理サポートでは、ミロク情報サービス（ＭＪＳ）のパッケージソフトとクラウドソフトの両方を活用しています。
実際、「クラウドソフトでデータ取り込みや自動仕訳を行って、他の処理はスピードが断然速いパッケージソフトで行う」といういいとこ取りで、お客さまへの短納期対応を進めています。

　たとえば、”銀行取引”や”カード明細”はクラウドソフトで取込んで、記帳時間の短縮やミス防止を行いますので、お客さまでは「通帳コピー、カード明細の準備などの作業」もなくなって、お客様の事務負担まで解消できる結果に！

　会社で会計ソフトを導入すると費用がかかるうえ、バージョンアップなどの保守料や研修費用までかかりますが、TOKYO経理サポートのSmart記帳代行のご利用なら、当社でお客さまのIDを準備してデータ処理しますので会計ソフトが必要ありません。

　顧問税理士に申告業務を依頼されるケースでも、CSV形式の会計データや消費税精算表なども提供できますので、まったく問題ございません。　

　TOKYO経理サポートでは、「お客さまのビジネスの発展をつうじて社会に貢献する」をミッションとしており、常につぎのような姿勢で取り組んでいます。

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